【酷暑×座りっぱなし】冷房の効いた部屋で体が重くなる理由と、1分リセット法

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連日、厳しい暑さが続いていますね。 熱中症対策のために「冷房の効いた涼しい部屋にいること」はとても大切ですが、こんなお悩みはありませんか?

  • 「涼しい場所にずっといるのに、なぜか体がだるい…」
  • 「夕方になると足がパンパンに浮腫む」
  • 「エアコンの中に一日中座っていると、腰や肩がバキバキになる」

これらは全部お客様から伺ったお悩みです。

実はこれ、「冷房による血行不良」と「座りっぱなしによる筋肉の固まり」がダブルで襲いかかっているサインかもしれません。

なぜ「涼しい部屋で座り続ける」と体に悪いのか?

「動いていないのに疲れる」のには、明確な理由があります。

ふくらはぎの「ポンプ機能」がストップする

筋肉は動かすことで血液を心臓へ送り返す「ポンプ」の役割を果たしています。特に「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎは、座りっぱなしだと全く動きません。その結果、血液や老廃物が下に溜まり、ひどいむくみや冷えを引き起こします。

冷房で血管が収縮し、自律神経が乱れる

冷風を浴び続けると、体は熱を逃がさないように血管をキュッと縮めます。血流が悪くなった状態で同じ姿勢を保ち続けると、筋肉に酸素や栄養が行き渡らず、しつこい肩こりや腰痛の原因になります。

1時間の「座りっぱなし」は、寿命を22分縮める

クーラーの中かどうかに関係なく、長時間の座りっぱなしは寿命を縮めるという研究結果があります。

トム・ラス(Tom Rath)氏の著書『座らない!』(原題:Eat Move Sleep

「1時間のテレビ視聴(座りっぱなし)は、寿命を22分縮める」(タバコ1本で寿命が11分縮むのと比較されるデータ)

座りっぱなしが寿命を縮める理由」は、単に「運動不足になるから」というレベルの話ではありません。

座った瞬間、下半身の筋肉は『お休みモード』に入り、脂肪を分解する酵素の働きが約90%もストップしてしまいます。さらに血管が折りたたまれることで血流が滞り、体に毒素が溜まりやすくなります。

さらに恐ろしいことに「日中の座りっぱなしによるダメージは、その後の運動では帳消しにできない」ことが判明しています。

何時間も代謝や酵素の働きが死んでいた(ストップしていた)ことによる生物学的なダメージは、その後の短い激しい運動ではカバーしきれず、「日中の座りっぱなし」自体が、運動不足とは独立した単体での危険因子になります。

飛行機に乗っていないのに「エコノミー症候群」

エコノミークラス症候群は、飛行機だけでなく、デスクワークや長時間の運転、災害時の避難生活でも発症します。

誰にでも血栓ができるリスクがあるため、日頃からの小まめな水分補給足の運動が大切です。

悪条件が重なると、「エコノミー症候群(深部静脈血栓症)」を引き起こす可能性が高まります。その原因は、「長時間動かないことによる血流の停滞「水分不足による血液のドロドロ化」です。

1. 「ひざ90度曲げ」で血管のホースが折れ曲がる

座り続けると、太ももの付け根(鼠径部)や膝の裏の太い静脈が屈曲し、物理的に圧迫されます。水撒きホースを折り曲げると水が流れ

2. ふくらはぎ(ポンプ)の完全停止

トム・ラス氏の指摘通り、座ると下半身の筋肉の電気信号はゼロになります。「第二の心臓」であるふくらはぎが動かないため、足先まで降りた血液が心臓に戻れず、足の静脈内に血液が溜まり(うっ滞)ます。

3.「 脱水」&「隠れ脱水」

「脱水」は、少しであっても体調不良の原因になります(参考:ペットボトル1本分、余分に水を飲んで、調子が良くなりました♪)。

夏場はクーラーの効いた涼しい部屋にいると喉の渇きを感じにくく、水分補給が疎かになりがちです。しかし、エアコンの風は空気を乾燥させるため、呼吸や皮膚からどんどん水分が奪われています(隠れ脱水)。

心がけて飲むクセをつけましょう。

予防策はとてもシンプルです!

①1時間に1回は立ち上がり、水を飲む

喉が渇く前に、こまめに常温のお水を飲む

②椅子に座ったまま「かかと上げ下げ」

  1. 椅子に深く腰掛け、足裏を床につけます。
  2. かかとをギュッと限界まで上げ、3秒キープして下ろします。
  3. これを10回繰り返すだけ!

ポイント: ふくらはぎがキュッと収縮するのを感じてください。これだけで足の血液がスッと上に流れます。

③座ったまま「骨盤コロコロ体操」

  1. 浅めに腰掛け、手を膝の上に置きます。
  2. 背中を丸めながら骨盤を後ろに倒します(お腹を覗き込むイメージ)。
  3. 次に胸を張りながら骨盤を前に起こします。
  4. ゆっくり5回往復します。

ポイント: 固まりやすい腰回りとお腹の深層筋がほぐれ、座り疲れによる腰痛を予防できます

「涼しい部屋にいるのに体調が優れない…」という時は、無理に運動しようとせず、まずは1時間に1回立ち上がったり、足首を回したりするだけでも十分効果があります。

「自分ではどうにも固まりすぎてほぐれない」「冷えと疲労で腰や首が限界…」という時は、いつでも気軽にご相談ください。お身体を芯から温め、血流を整えるお手伝いをさせていただきます。

まだまだ暑さが続きそうですが、どうぞお健やかに。