胸郭セミナー
今年の夏は本当に暑かったですね。
気象庁は、2023年の夏(6~8月)の全国の平均気温が1898年の統計開始以来最高だったと発表した。平年より1・76度高く、これまで最も高かった2010年(平年比プラス1・08度)を大きく上回った。
気温の高さに加え、暑い期間が長かったので、疲れが抜けず、夏バテ?熱中症?と感じた方も多かったのではないでしょうか。
今年は、あまりの暑さと、その終わりの見えなさに、趣味のガーデニングにさえ力が入りませんでした。
最近は「夏バテ」ならぬ「秋バテ」という言葉もメジャーになってきましたね。
夏バテと秋バテの違いは?
実は、夏バテと秋バテが起こる原因は同じで、自律神経の乱れです。
夏の間に、暑さによる体力の消耗、室内外の温度差に対する体温調節、睡眠不足、脱水、ミネラルの消耗、栄養不足等でかなり負担がかかっています。
何とか夏を乗り切ったのに、ここにきて疲れがドッと出る方も多いです。疲労は解消しないと蓄積しますから。
すでに自律神経が弱っているので、秋の気温・気候の変化の大きさはこたえます。
〈症状としては〉…「体がだるい」「疲れやすい」「肩こり・頭痛」「眠れない」「便秘や下痢」などなど。
〈秋バテにおすすめの対処法は〉…
〈秋バテにおすすめの対処法は〉…
①規則正しい生活を心がける(朝陽を浴びる、3食を決まった時間に摂る)
②適度な運動を習慣づける(軽いウオーキングやストレッチで体液の流れを良くする)
③体を冷やさない(ぬるま湯にゆっくり浸かる。温かい飲食物を摂る。気温に合った洋服を着る。)
④もちろん整体も効果的です。
夏の疲れをとり、頻度の多い寝違え、重度の肩こり、頭痛を調整する施術
7月は、上半身の不具合を解消するための「胸郭セミナー」でした。
寝違えや、肩こり、頭痛、五十肩で痛みが残っている方は、体幹部分と上肢の連動が悪いです。
関係の深い、肋椎関節、胸肋関節、胸椎関節、それに関わる筋肉の調整を学びました。
全面は鎖骨、後面は肩甲骨から腕と考えて動きをみますが、上半身の不具合を訴える方は本当に動きが渋いです。ここが動くようになると随分楽になります。
毎回、気付きや新しい視点が得られたり、今までしてきた施術の効果の裏付けが得られたり、勉強になります。
施術をしていて思う事は、観察と見極め、気付きの重要性です。
常に視野を広げる努力が大切!と思います。
早めの対処が一番です。
先日、脱水と疲労で数年ぶりに足がつり、それも太ももの前面だったので、慌てました。
ポカリを1本飲み干したら収まりましたが、翌日から広範囲の筋肉のこわばりと痛みが出始めました。
整体の施術を受け事なきを得ましたが、そのままテニスをしていたら肉離れしていたかも⁈と思います。
(昔、似たような経験があるので。その時は肉離れになりました。)
数年前にハムストがつった時は、軽かったので放置していたら小さいながらも硬結が残り、半年以上違和感が残りました。
お客様でも、足が頻繁につる方は骨盤の歪みに加え、必ず硬結が残っています。
何かと不調につながるので、足がつった方は早めに施術を受けるなど対処しておいた方が良いです。
足だけでなく、腕の張りが強い人は、寝違えや肩こり、頭痛を起こしやすいです。こちらも同じく早めの対処を。
何ごとも必ず原因やきっかけがあるので、まずはそれを作らないことですよね💦。
私は水分不足と休息不足(気をつけていたつもりだったのに(T_T))、そして重い荷物を持っなど体を左右不均衡に使ったままリセットをしなかったことが原因と思われます。(お客様にアドバイスする割に、できていなかったというのは、恥ずかしいです。)
それでも痛めてしまった時は、できるだけ早く施術を受けることをお勧めします。
最近の身に染みた出来事でした。
それではまた、お健やかに( ´ ▽ ` )ノ♡。
~健康寿命を10歳長く~ …yell