自分のお腹の中(腸内フローラ)、気になります。
「腸内細菌」と「腸内細菌の代謝物」が、体をコントロールしている?
今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」トップ10に「ヤクルト1000」がランクインしていましたね。
経済誌「日経トレンディ」が選ぶ2022年のヒット商品1位にも輝いています。
本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれます。乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげる機能や睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があることが報告されています。さらに、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。
株式会社Yakult HPより
腸内細菌の研究は、ここ10年ぐらいの注目の分野で、「へぇ~そうなんだぁ~」な事がいっぱいです。
腸内細菌が、
- 子どもの成長
- 健康長寿
- 太りやすさ
- 動脈硬化や糖尿病など生活習慣病
- うつ病、自閉症、パーキンソン病、認知症などの疾病
- 睡眠
- がん治療薬の効き目
- 免疫
に関係していることが分かってきています。
自分の腸内フローラを知り、作っていく時代?
腸内フローラ検査キットも市販されていて、医療機関や個人なら通販でも購入可能です。信頼性の高いものは、約2万円~ほどです。
なんと、ふるさと納税の返礼品の自治体もあります。枚方市に製造工場があるようです。12月までなので、まだ間に合います。(大阪府枚方市 3万円コース)
検査キット「Flora Scan®(フローラスキャン)」に医学的根拠を提供されている京都府立大学の内藤雄二先生のお話が興味深かったので、少しご紹介します。
【バングラデシュの低栄養の子どもの発達についての研究(2022年ネイチャー誌に掲載)】
栄養失調だった子供たちに、カロリーベースで充分な食料を食べさせても脳と体が順調に成長しなかった。
→足りないものは、トリプトファンと腸内細菌によるトリプトファンの代謝物と判明
トリプトファンを多く含む豆類(大豆・ひよこ豆)・生のバナナ・ピーナッツをプラスしたところ、脳と体が順調に成長した。
トリプトファン(必須アミノ酸)→セロトニン(神経伝達物質)→メラトニン(睡眠ホルモン)の順で生成されるらしく、それぞれの段階で大切な役割もしている。
この他、いろいろ腸内細菌とその代謝物の研究をご紹介されていました。
なるほど~のことばかり。
とにかく腸内環境は良くしておくに越したことはない!。
結局、年末ギリギリに「腸内フローラ検査キット」でふるさと納税しました(≧▽≦)。
~健康寿命を10歳長く~ ・・・yell