NEW家電で、料理が美味しく早くできるようになった話
健康と食事は切り離せませんよね。今回は、家電の買い替えで、炊事と料理が変化したという話です。
先月、8年間使っていたオーブンレンジが故障しました。エラーメッセージをネットで調べると「マグネトロン」の故障らしく、交換すると結構な金額でしたので、以前から気になっていたSHARPの「ヘルシオ」に買い換えました。
加熱水蒸気で、「美味しさ」と「健康」が両立
100℃を超える加熱水蒸気で調理するので、低酸素で食材の酸化が抑えられ、脱脂、減塩もできます。
魚やお肉は、丁度いい焼き色で外はカリッと、中はジューシーに焼けます。(鶏の胸肉もしっとり柔らかです)
フライもサクサクです。
野菜は、本来の風味が生かされ驚くほど甘いです。
同じ素材で、こんなにも味が違うものなのか!!とシンプルに驚きました。
パンの温めは、理想的な食感でした。特にフランスパンは、柔らかくて焼き立てみたいです。
ヘルシオは、従来型のオーブンレンジとは別物のような気がします。
難点は、①水蒸気を準備や処理のためか加熱時間が長めなのと、②終了後しばらくファンが回る音が気になる、③付属のレシピ本が非常に使いづらい(さくいんが無い( ;∀;))ことです。それと、本体の底部に付いている露受け皿のツメが買って3日目にあっさり折れてしまいましたが、補償対象外だったのが残念でした。
ほったらかしでOK (^^♪
味もさることながら、使い勝手が良いのは助かります。
火の見張り番をしなくてよいので、安全に他の仕事を平行してこなせます。(本当に便利!。)今年のような猛暑の夏は、さらに助かっています。
調理も「まかせて調理機能」で、食材の温度、量、種類を気にせず、面倒な設定なしでスイッチONで丁度よく仕上げてくれます。(網焼き・あげる・焼く・炒める・蒸す・ゆでるの調理方法が選べます。)
二段で主菜と副菜を同時に調理できます。
レンジの温め機能も設定いらず。
最適な温度と加熱時間のおかげで、失敗がありません。
さすがAI♡。
失敗するとすれば、味付けでしょうか(;’∀’)。
「毎日料理を作る」はそれだけでスゴイ事。
家事の中でも「炊事」は、最も負担を感じるものではないでしょうか。「健康的なで美味しいと思われるメニューを考え→買い出し→決まった時刻までに調理→後片付け→」の繰り返しが、無限ループで続きます。
食事それ自体の時間に比べて、準備や後片付けに費やされる手間や時間が大きいなあ~としみじみ思います。
自分が子供の頃、兼業主婦だった母が「3度3度、作っては片づけて、作っては片づけて・・・カプセルで済まないかしら。」と言っていたことをふと思い出しました。母は料理が苦手なわけでなく、逆に、何でも美味しい物を作ってくれる人だったので、なぜそんな事を言うのかなあ~と不思議に思っていました。
今なら、母の気持ちがよ~く分かります。
料理は好きです。料理上手な人も尊敬しています。しかし料理と炊事は別カテゴリーではないかと思います。
ハードルを下げて、日々を楽しく。
仕事や育児、家事に追われ、いつも時間が足りなくて、「大幅に時間を費やしている家事の時間を、生活の充実度を下げないで減らすことが出来ないか」と常々考えていました。
家事に関する本を30冊~は読んだと思います。
その中で最も参考になったのが「ロジカル家事」(勝間和代著)です。その名通り、家事をロジカルに分析して最適解を提案する内容です。
勝間さんの本業は経済評論家ですが、本業の分析力が存分に生かされています。(個性強めの著者なので、好き嫌いが分かれるみたいですが、探求心と行動力がスゴイなぁと思います。)
家事の徹底したトライ&エラーから導き出された具体的な方法が紹介されています。
忙しいけれど、生活の充実度を上げたい方は一読をおすすめします。実際、この本がヘルシオを購入するきっかけとなりました。
オーブンレンジにセットさえしておけば調理ボタンを押すだけなので、食事直前に自分が不在でも、家族が調理して出来たての美味しい料理を食べられます。
時刻に縛られないのは、本当に助かります。
ちなみに、購入して大正解だった家電がもう一つあります。電気圧力鍋です。
料理は、加熱温度と時間の管理が適切だと、味良く仕上がりので、自分の料理の腕が上がったような錯覚におちいります。
献立の中に「煮物系」が入ると食卓の充実度が上がります。
道具だけではなく、家事のやり方を変えると自分の時間が増えました。
本当に助かりました。
食事の中身は、身体の中身
手間のかかる炊事ですが、食事の中身は体の中身になりますから、内容の良いものを摂りたいですよね。
家電からは話が逸れますが、炊事や健康的な食生活のモチベーションが高まる話題を1つ。
さる7月8日の「モーニングショー」に吉森保先生が出演され、「オートファジー」は健康長寿のカギであることを説いておられました。
オートファジーの働きが衰えると病気になりやすくなるので、活性化する方法やおすすめの食品を紹介していました。
興味深い内容だったので、著書も読んでみました。この分野では大隅良典博士がノーベル賞を受賞され、日本が研究をリードしています。今後、パーキンソン病や加齢性疾患に効果的な方法が発見されそうです。
以下、吉森保著「生命を守るしくみオートファジー」と出演された番組からの抜粋です↓。
人間の体は毎日作り変えられており、
一番速いものでは、胃腸の表面の上皮組織は1日程度です。
血液中の赤血球は約4ヶ月、骨の細胞は約10年です。
細胞の生まれ変わりが無いとされている心筋や脳の神経細胞も、細胞の中身は入れ替えられています。
体重60kgの成人は、1日70gのタンパク質を摂取し、オートファジーの機能によって体内で240gのタンパク質を作り(細胞内のタンパク質を1~2%分解して作り直している)、身体を新車のような状態に保っています。
ちなみにオートファジーは、上記の①「代謝回転」の他に、②「栄養源の確保(飢餓状態をしのぐ)」、③「有害物の隔離・除去」の機能をはたしています。
年をとると、オートファジーの働きを弱めるタンパク質「ルビコン」が増え、機能が低下する。
<ルビコンを抑え、オートファジーを活性化するには…>
①腹八分目(空腹状態の時間をつくる)
②夕食を早めに(満腹状態で眠らない)
③高脂肪食を控える
④適度な有酸素運動(ウオーキング等)
<オートファジーを活性化する食材>
*スペルミジン(豆類・発酵食品等)
*レスベラトロール(赤ワイン等)
*アスタキサンチン(鮭・エビ・カニ等)
*ウロリチン(ザクロ・ベリー等)
そのような訳で、自分の体を新車のような状態に保つには、毎日の食生活って大切ですね。
多忙な中、健康的な食生活を続けるには、できるだけ調理のハードルは低い方が助かります。
AI家電も選択肢の1つという話でした。
~健康寿命を10歳長く~ ・・・yell