いつまで通えば良いのですか?
「いつまで通えば良いのですか?。」と尋ねられることがあります。
「基本は、3回ほど。」とお答えしています。お客様自身がプラスの軌道に乗った!という感覚が出てくる時までです。
施術する側としては、回を追うごとに、明らかに関節の可動域が広がり、筋肉の硬結が消え、神経の反応が良くなっているのが感触でわかります。
お客様自身も、「辛い→なんか良いかも→治っていくかも」と気持ち&体調の風向きが変わり、回復の手ごたえを感じられるようです。
実は「3回」というのは師匠の教えで、最初に自分がお客さんとして聞いた時は驚きました。(「3回で本当に調子が良くなるの⁈。」と思いました。)
本当に良くなったので、何故なのか秘訣を知りたい!と思いました。
師匠の教え・・・
「長年の歪みを一回の施術ですっかり良くしてしまおうなんて無理ある。1回で!なんて思うとやりすぎてしまうよ。施術の過剰は不足よりもずっとずっと悪い。自分が自分の身体を治していく能力を信じなさい。人間の身体は、一ヵ所が上手く動くようになると連鎖反応で良い方向に向かっていく。それを後押しするように施術をすると更に力が出てくる。すると痛い部位や痛みの種類が変化していく。そして軌道に乗れば、あとは自分の身体が勝手に治していくんだよ。」
「3回の施術でその領域(軌道にのせる)までもっていくのが基本で、間隔は、①毎日で3日間、②1日おきで5日間、③2日おきで7日間が理想的。みんな忙しいから不定期になってしまうこともあるけど、施術の間隔が10日以上開いてしまうと流れが中断されてしまう。」
「もちろん個人差はある。一概に高齢だから回復力が弱く、若いから回復力が強いとは言えない。高齢でもグングン良くなる人もいれば、若くてもゆっくりな回復の人もいる。
次はいつ来たらいいかは、患者さん本人が自分の身体の感覚でわかる。施術後の変化を感じて、良くなっていくイメージが持てたら施術もより効果的に働くし、順調に回復していくよ。」
↑師匠にそう言われ「もう少し緩めると、もっと効果があるかも(^^)!」と、ついつい手数が増え施術時間が長引いてしまう私は反省するのでした。やりすぎは足りないより悪い!は本当に実感しています。
例えるなら余熱で仕上げるお肉料理のようなもので、100%加熱してしまうとNG!なのと似ています。
お客さまに「これからどんどん調子が良くなっていきそう⤴」と信頼していただけるよう、「原因を改善できる施術を取りこぼしなく、かつしすぎないように」を心がけています。
本来の力が発揮されるということ
整体は「痛み、不調の改善」のほかに、「姿勢改善」「整容効果」「パフォーマンスの質を上げる。」「能力開発」「婦人科系の不調の改善」「内臓の不調改善」「うつ症状の改善」等が期待できます。
治すというよりは、身体の本来の力が発揮されるようになるという表現が合っているように思います。
師匠のところには、試合やマラソン大会の前日に調整に来る人も多くいらっしゃいましたし、もちろん翌日いい結果出されていました。
自分もテニスをしていますが、施術後は本当にいい球が打てます。(;’∀’)まぁもう少し上手なら説得力もあるんですけどね~。
姿勢も改善されるので、ぜい肉の付き方が明らかに変わりました。
人間の体の不思議さや秘めた能力に感心する毎日です。
施術後の変化を教えてください
施術の度に、その日に行った手技や順番、術前後の姿勢・関節・筋肉の状態の変化を記録し、その後順調に回復されているか、他にどのような手技をしたらより効果的なのかを毎回振り返り、研究しています。
痛みが残ったり変化した時もしっかり教えていただいて、良い経過をたどれるように、施術をさせて頂きたいと思っています。
一日でも早く、お客様が本来の身体の力を取り戻し、健康感を持って毎日をすごせるようサポートさせて頂きます。
~健康寿命を10歳長く~ …yell